Q:自然放射線による被ばくとは,どういうものですか?

A. 宇宙線や食物,大地等から受ける被ばく

宇宙空間を飛び交う高エネルギー放射線(宇宙線)は常に地球上に降り注いでおり,この宇宙線からの被ばくが世界平均値で年間0.38mSv程度です.な お,宇宙線の量は,高度が高い程急激に多くなり,例えばメキシコシティー(標高2240m)では年間0.8mSv程度になります.

自然界に存在する放射性同位元素が野菜や魚介類等に取込まれ,これらを食することを原因とした被ばくが世界平均値で年間 0.23mSv程度あります.

大地から受ける放射線の量が世界平均値で年間0.46mSv程度です.

空気中のラドンなどの吸入から,世界平均値で年間1.33mSv程度の被ばくがあります.

したがって,自然放射線による被ばくは上記の合計で,世界平均値2.4mSvとなります.

ただし,自然放射線の量は地域差が大きく,日本は平均で年間1.5mSv程度と比較的自然放射線の量が少ないと言われています が,ガラパリ(ブラジル)のように年間10mSv以上になる場所もあります.

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